暴雨郵便局

M06 · A

今夜、星が歌う

分離派の館に入ってきたあなたへ

暴雨郵便局へようこそ。この手紙は1914年1月のウィーンから届きました。公演への招待状です。象牙色の紙には、幾何学的な分離派風の大文字、平らな金で編まれた月桂樹の格子、藍色の四角、ワイン色のオペラ舞台のシルエット、そして小さく型押しされた丸屋根の紋章。宝石のように細かく刷られています。一月の街は冷え込み、窓の中だけが明るい。

分離派の館の入口の上には、一文が刻まれています。「時代にはその芸術を、芸術にはその自由を。」——ルートヴィヒ・ヘヴェジ、ウィーン分離派館の銘文(1898年)

今夜は、星が歌うかもしれません。腰を下ろして、一曲を聴き終えてから、手紙をください。手紙はゆっくり進みます。聴く価値のある歌も、急ぎません。

幕間まで

暴雨郵便局

1914年1月・ウィーン

追伸 型押しの丸屋根は浅いので、爪ではなく指の腹でどうぞ。

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