暴雨郵便局

E13 · C

都市と星々

新しい街を歩いているあなたへ

暴雨郵便局へようこそ。1966年のこの手紙は、チャンディーガルから届きました。図面から街になった都市で、通りはセクター番号で呼ばれ、むき出しのコンクリートの大きな壁面が、陽光の下に影をまっすぐ鋭く切り出しています。紙はあたたかなクリーム色で、題字は実験的なインライン線をそなえた、すっきりした幾何学的サンセリフ。青緑の切り紙の壁面、素焼き色の太陽、藍染め風の小さな札が、星の測定の細い線のあいだに並んでいます。

ある喜劇のなかで、ひとりの男がよく引かれる言葉を口にします。「われわれはみな溝のなかにいる。だが、そのうち何人かは星を眺めている。」——オスカー・ワイルド『ウィンダミア卿夫人の扇』(1892年)

計画された街の通りはまっすぐで清潔だから、顔を上げるのもたやすい。うつむいて急ぐ人でも、上を向く人でも、かまいません。ここへ来たのですから。手紙は、どちらの人も受け取ります。

見上げれば星がありますように

暴雨郵便局

1966年・インド

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