暴雨郵便局

M08 · B

アーケードの下で

アーケードで雨宿りするあなたへ

暴雨郵便局へようこそ。これは私信です。温かな黄土色の簀の目入りの紙に、叙情的な筆文字が長く尾を引いています。深緑の柱廊はシルクスクリーンで陰りを帯びて刷られ、半分に切り取られた熱帯の葉が何枚か、タイル張りのファサードの模様、片隅に青い川。住所を書く枠はクリーム色の手書きで、青緑の消印の輪が重なっています。1990年11月のサンパウロ。雨はまだ来ませんが、アーケードはもう涼しくなっています。

故郷を遠く離れた詩人は、それを恋しがってこう書きました。「私の故郷にはヤシの木があり、ツグミが歌う。ここで鳴く鳥たちは、あちらのようには鳴かない。」——ゴンサルヴェス・ジアス『追放の歌』(1846年)

人は、別の場所にいるときほど、小さなことを思い出します。アーケードの下にしばらく立って、先を急がなくていい。思い出したことがあれば、私たちに書いてください。

軒下でお待ちしています

暴雨郵便局

1990年11月・サンパウロ

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